前回に引き続き、
オーストラリア メルボルン→シドニー→羽田へ
必要記入用紙
シドニーから搭乗し、まず配られたのは4つの用紙

- 携帯品・別送品 申告書
こちらは通常の入国時と同じ。
- 申告書
交通手段 (迎えにくる場合は続柄)
滞在期間
滞在先の住所 (自宅/ホテル)
必ず連絡がとれる連絡先
- 免疫所からのお知らせ
記入は滞在期間と待機場所のみ
感染流行地域と、注意事項や期間中にすべき行動の記載


裏面は全文英語記載

この用紙のみ免疫官のサインをもらって、自己保管。
- 質問表
どこの国からの帰国かを選択。
個人情報 (氏名.国籍.性別.住所.パスポート番号.便名.座席番号.メールアドレス)
体調や感染者と接触の有無等の質問5つ

搭乗は30分遅れたものの、時間通りに着陸。
5:30am 着陸
検疫場が混み合っている為、40分待機とアナウンス。
……
(40分後)
更に20分ほど待機とアナウンスが入り、
……
(20分後)
あとどれくらいか分からないと言われ
更に1時間、合計2時間機内待機。
日本のSIMは持ってないので電波も入らず、座席のスクリーンも操作が出来ずで正直かなり退屈でした。

その間コーヒー紅茶、温かい緑茶、チョコレートやせんべい等のサービスが30分置きくらいに提供されました。
ANAさんありがとう。

7:30am 機降
やっと飛行機を降り、検疫所へ。
*他の便では妊婦優先や、公共機関を使わず自宅へ帰る人優先されたらしいが、私たちの便では特に優先はなく前の人から順番に降りました。
8:00am PCR検査
降りた先で搭乗者全員集合。
(通常なら通りぬけるだけの搭乗ゲート、この時期は待機場所として使用されていました。)
15分ほど待機し、検疫官からマイクで説明。
別の便の検査が終わるまで15分ほど待ち、一列に並びます。
8:00〜検査開始。
検査官は3人、順番に番号を振り分けられるので言われたところへ進む。
マスクをずらして鼻だけを出し、口は塞いだまま。インフルエンザ同様、綿棒で鼻の奥の粘膜を採取。
数秒で終了。
8:10am 検査後
そのまま通路を進み、別の待機場所へ。(こちらも現在使われていない搭乗ゲート前)
- 公共機関を使わず、なおかつ自宅へ帰る人のみ検査結果を待たずに入国可 (この場合検査結果は待機者優先、結果報告を受けるのは2〜10日後)
- 迎えがくる場合でも、ホテルで自己隔離をする場合は結果が出るまで入国不可 (←私はこれに該当)
- 公共機関を使わず自宅へ帰る場合でも、検査結果を聞きたい場合は待機可能。
ホテル宿泊者+希望者は空港待機
この日私たちの便は約60人くらい、そのうち半分以上は検査後そのまま入国し帰宅。
*私の場合
羽田まで母親が車で迎えに来て、公共機関を使わず大阪まで帰り、潜伏期間をふまえて家族にうつさないよう実家には帰らず、14日間大阪のホテルで自己隔離。
空港待機
待機場所には同じ便の人以外にも沢山の人がいて、後で聞いたところ
この日の朝5時〜半の間に4便が重なったらしく、その為私達は2時間もの機内待機があったとのこと。

便名から時間を調べると、数分違いで。しかも2番目に着陸したはずなのに、不運にもこの便は4便目。
予定時刻と実際の到着時間以外に何か優先すべき順位があったのか。詳細は何も聞かされず。
ソーシャルディスタンスをとりつつ、空いてる席を確保し
充電場所は沢山あり、Free wifiもスムーズに使えました。
動画を見たり、ゲームをしたり、睡眠を繰り返す。
9:00am 毛布配付
順番に毛布が運び込まれ、欲しい人は前に行くと借りれます。
かなり大きくて分厚い毛布。
ベンチは硬くて寝るには痛いので、半分敷いて半分羽織って。

11:00am 食料配付
のり弁と600mlペットボトルのお茶

朝4時に起きて着陸→機内待機2時間→待機のここまでで7時間、機内で配られた軽食のみ。やっと白いご飯が食べられました。
冷たかったけど、有り難く美味しく感じた。
便ごとに検査が行われ、検査結果が出た人は「便名+氏名」をマイクで呼び出される。
11:00am、ここで本日1便目の検査結果が出た。
その後、1:30pm 2便目の検査結果。
…..
5:00pm 検査結果
そして、到着から12時間
3便目を飛ばして
私たちの便名 + 名前が呼ばれました!
同便の半分以上が帰宅し、待機人数が少なく、検査結果が先に出たのかと思います。
更に検査後スタッフの方に、ホテル待機だけど大阪なので家族の迎えを待たせている為、可能なら優先欲しいと伝えました。
なので同便の検査は列の1番最後に並びましたが、一番最初に名前を呼んでいただきました。
結果は陰性
検査結果報告と滞在先の確認、注意事項の説明を受けて終了。

機内で記入した4枚のうちの1枚と流行地域滞在歴ありの紙を受け取りました。
5:10pm 入国
入国審査

少し並びましたが、同便の方のみなのでスムーズに通過。
12時間前の早朝便なので、バゲージはレーンにはなく
スタッフの方に便名を伝え、案内されたところには
個別に分けられた荷物に、分かりやすく便名と名前が貼られていました。

そして荷物にはメッセージが!

搭乗者全員に手書きで、心温まるサービス。
ANAさんありがとうございました!
5:30pm 出口
荷物をうけとり、税関を通って出口へ。
すぐに母親・叔母と合流し、大阪まで7時間。
夜中1時前に無事ホテルへ到着。
感想
①
帰国するリスクを考えた上での決断で、元々5月に予定していた帰国を1ヶ月早めました。
もちろんロックダウン中のオーストラリアで自粛生活をしている方が、格段と安全です。
しかし国民ではない私達は何事においても優先されず、補償や医療費などもしもの場合を考えると難しく、帰国を選びました。
②
日本入国後の移動について、
実際、公共機関の使用は禁止ではなく自粛。迎えが来ると申請し入国後、公共機関を使って帰った人もいるみたいです。迎えの確認や公共機関を使用する際の確認なんてもちろんありません。
禁止されてないので上記のような人はきっとたくさんいますが、ルール自体かなりゆるいです。検査結果が陰性だとしてもそれは100%ではないし潜伏期間もあるので、全員が守れるのが一番ですが。罰せられるわけでもないし、破る人も破る人だけど、しっかりルールを作らない国も国かと。
以上、長すぎた1日、疲労で爆睡。。
14日間の隔離生活開始です。
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